先日知人の紹介で、アメリカのシアトルから現地で不動産業を経営する日系人(関東出身)の女性が私共のもとを訪れました。
何故、彼女が縁もゆかりも無いこの三河へわざわざアメリカから訪れたのでしょうか?
彼女Mさんは2000年に渡米、アメリカ人不動産エージェントの元でアシスタントに従事して、2003年シアトル近郊で独立し、現在40代前半の働き盛りのキャリアウーマンであります。
自身で毎回旦那様や子供さんを引き連れての一時帰国の際、金銭面と実家やホテルでの長期滞在のストレス等々を経験し、その対策案として彼女なりに考えた企画調査の一環として訪れてくださいました。
今回Okaeli Suiteの提案、『えらべるライフ型ステイ』の商品をシアトルで日系人向けに(パートナーのどちらかが日本人に限る)商品化し、既に東京都内で受け入れ先を見つけて実行しており、その受け入れ先の拡大の視察のためです。
都内から日本の原風景である田舎に的を絞り、田舎暮らし体験と長期滞在、子供さんの小学校への体験入学等々、子供同士又村人とのふれあいを通して、日本の常識を子供達に学ばせる事が出来る田舎の空き家の利用とそこに纏わる施設の見学が主な目的でありました。
人間関係が街以上に難しい田舎での事、そう簡単に受け入れが叶うことは難しく、また今までの経験から間違いなくその人の人間性から始まり、生き様まで話は飛躍する事であり、信用を得るまでには時間との格闘が予想されます。
その信用面を考えると行政と組む以外ないと思い、奥三河の東栄町の町長に相談したところ快く引き受けていただき、町長の案内で彼女を伴って東栄町の庁舎の見学から町内の宿泊施設や小学校の校長との打合せ、町の管理する空き家訪問等々をする事が叶いました。
過疎化の進む奥三河の田舎とアメリカの大都市の商都シアトルがこのような形で結ばれる、この不思議な運命の出逢いに心から乾杯です。
Okaeli Suite
Okaeli でつながる、えらべる。ここちよい、豊かな旅のカタチ、始まります。
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Posted by 奥三河田舎暮らし隊 at 14:04│
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